私の父はとあるバスの運転手をしています。
今日はその父がある賞を頂きました。
これまでのシゴトが評価されて、周りからも賞賛されての受賞だということ。
本当に嬉しいことです。
私が幼稚園の頃、父のシゴトが本当にカッコよく見えて、
自分も将来はバスの運転手になりたいと思っていました。
中学生になり、今後の進路をどうするかみたいな時期に
「ちゃんと考えないとダメだぞ。お父さんみたいな運転手になるんだったら別だけどさ」
と言われ、シゴトに誇りを持ててるのか?なんてちょっと憤ったこともありました。
その後、本当にいろんなことがあり、父とは離れて暮らすことになり、
大変なシゴトであることは分かっていつつも、父のシゴトについて考えることは少なくなりました。
自分は今、キャリア講師のシゴトをしていますが、シゴトを捉える上でヒントになっているのは
やっぱり身近な家族のそれが大きいです。つまり父や母のシゴトを見て育ち、自分のキャリアを考える。
多くの人がそうなのではないかと思います。
経営者の息子はやはりなんだかんだで経営者を目指します。
職人の子は職人気質なシゴトを選ぶ傾向が強いです。
それくらい親の背中は大事なんだな、と思います。
今回父のシゴトをこんな形で改めて考えて、自分のまだまだな部分がたくさん見えてきました。
スキルだけでなく、気持ちの面、在り方の面が強いです。
自分のシゴトも見つめなおしていきます。
そして、幼稚園の時の自分に言いたいのは
「やっぱりキミのお父さんはかっこいいよ」
ということです。
本当におめでとう。